■ロマン溢れる下町の職人工房
ローマの下町、路地が迷路のように美しいトラステヴェレ地区の小さな通り。
その一角に、柔らかな白熱電球の光と緑のガラス扉がどこか不思議な印象を持つ、小さな職人工房兼ショップ「Polvere di Tempo」があります。
工房名は、イタリア語で「時間のカケラ」の意味を持ちます。「時」に関するオブジェクトをハンドメイドでひとつひとつ制作する、ロマンチックな職人工房です。
アドリアン職人が作るアンティーク時計には、毎日ひたすら忙しく時を刻み続ける忙しい秒針はありません。
太陽や月の位置に合わせて時を知る、空を見上げる穏やかな時間や、ロマン溢れる物語を心に与えてくれる優しいものばかりです。
どこか懐しいノスタルジーを感じさせてくれるロマンチックなアイテムたちは、中世やルネッサンスの時代に実際に使われていたものを、 アドリアン職人がすべて精巧に現代に再現したものです。
見たこともないような珍しいオブジェや、遠い昔の伝承物語、美しく散りばめられたような時間のカケラたち。
アドリアン職人のアイデアが作り上げた穏やかで優しい時間の魔法は、ロマン溢れる悠久の時の穏やかに優しく感じさせてくれます。
忙しい現代だからこそ、心の内側に忘れずに刻みこんでいたい、優しい時を紡ぐ素晴らしいアルティジャーノではないでしょうか。
こちらのビデオは、ナレーションもすべてアドリアン職人が担当しています。最後は、アドリアン職人らしいこんな素敵なフレーズで締めくくられています。
「私は建築家であり、時の職人です。これが私の工房です」