一生ものの革鞄とは?|捨てないバッグを持つこと
2021-11-07 2023-10-22
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あなたは、どのくらいバッグを持っていますか?
バッグは沢山持っているのはずなのに、なぜか持って行くバッグがなかなか決まらない。
新しい商品が出るたびに次々と欲しくなってしまい、使わないバッグたちがどんどんとクローゼットに眠っていく日々。ある日、クローゼットの奥で「あー、こんなバッグあったなぁ…」と、昔よく使っていたお気に入りのバッグを発見してみたり。
それは、「ひとつ」に満足していないからです。
そろそろバッグ難民を卒業して、10年経っても「素敵だね」と褒めてもらえる、そんなバッグを選んで大切に持ってみるのも良くはありませんか?
大好きな気持ちで買ったバッグに感謝の気持ちを込めて、これからは自分にとって本当に欲しい「捨てない鞄」を探してみましょう。
では、「一生もの」として大切にできるバッグとは、自分にとって一体どんな鞄なのでしょうか。
Contents
一生ものの鞄とは「古くならないもの」
あなたがそのバッグを欲しいと思ったのは、どんな理由からですか?
「好きなブランド」だから?
「安い」からでしたか?
「デザインが好き」だからですか?
「流行っている」から?
バッグを購入する際には、人それぞれに価値観があり十人十色の思い入れがあります。
でも、ちょっと待って欲しいのは 「バッグに付随するブランドなどの要素」ではなく、あなた自身がそのバッグそのものを心から欲しいと感じているかどうかを購入の際に考えてみて欲しいのです。
そのバッグが全くの無名ブランドであっても、同じように購入したいと思うのかどうか。
「自分が本当に好きなもの」と「本当に必要なもの」を知ることで、一生ものの鞄と出会うための近道になります。
「一生もの」と「循環もの」を上手に使い分けて、使いきったバッグには感謝の気持ちを込めてきちんと断捨離してあげることで、大好きなバッグと長く付き合っていくことができるようになります。
自分にとっての「一生モノの鞄」とは、古くなっても「いらない」とは感じないバッグのこと。
つまりは、高い値段で買った鞄が「一生もの」ではあるとは限らないないということなんですね。
新しいものを手に入れる際には、覚えておきたい大切なルールのひとつです。
バッグを断捨離する勇気
クローゼットで放置されているバッグは、使わなければどんどんと傷んでいきます。たとえ新品の状態であってもです。
服と同じ様に、バッグにも自分に合った適正数というものが存在します。
使っていないバッグが大量にある場合は、完全に傷んでしまう前に「断捨離」を考えてみること。今あるバッグを大切に使うために、使っていない鞄を手放すことは必要なことでもあるんです。
忘れたくない思い出が詰まっている鞄であっても、大切なバッグがボロボロになってしまう前に、感謝の気持ちを込めて手放すことを考えてみましょう。
断捨離の際に、バッグに触れて「心が温かくなるもの」があれば、それは「自分にとって必要なもの」と定義しましょう。それは、まだ役割の終わっていないバッグなのです。
中古バックの買取り業者やメルカリなど、まずは自分のライフスタイルに合った断捨離の方法を、探してみて下さいね。
また「ビニール」や「フェイクレザー」といった素材は、どんなに高価なものであっても、月日と共に傷みがどうしても目立ってくる素材です。
そういった素材のものは、こまめに状態をチェックし、定期的に必要なケアをしてあげること。一生ものの鞄とは「一生使える鞄」という意味ではないことを、しっかりと覚えておきましょう。
革という「素材」一生ものの鞄
良質な革製品は、「一生もの」と呼ばれることが多いですよね。これは「革」という素材が持つ、風合いと耐久性に理由があります。
私たちの知る革とは、「鞣し」(なめし)という加工技術を動物の皮へと施すことで腐敗を防ぎ、素材にコラーゲン繊維を結合させて強度と耐久性を持たせたものです。
バッグを作る素材として、革は耐久性と美しさを兼ね備えたとても優れた素材だといえるからなんです。
革バッグが長く愛される理由
- ファッション性と耐久性
- お手入れをすることで愛着を持って使える
- 自分と共にエイジングで年を重ねていける
10年後も「素敵だね」といわれる鞄
誰かが持っていたバッグのひとつひとつを、あなたはハッキリと覚えているでしょうか?
実のところ、特別にデザイン性のあるバッグ以外では、他人はそこまで誰かが持っていたバッグのことなど覚えていないものなのです。
長く使える鞄とは、一般的にシンプルでオーソドックスなバッグのことを指します。素敵なエイジングを重ねた革バッグは、いつの時代も人々の心には新鮮に映るものです。
心に残る革鞄であればある程に、何年経っても人は同じバッグを「素敵だね」と褒めてくれるのです。
それが、革バッグが人々から「一生もの」として長く愛される理由だといえます。
つまり一生ものの革鞄とは、他のものが買えなくなっても自分の心が本当に欲しいと思って大切にできる鞄のことです。
自分への素敵な投資は、デメリットよりもメリットの方が多く、長い目で見ると大きな節約と人生の勉強にもなります。
長く使える一生ものの革鞄を選ぶポイント
- シンプルなデザイン
- 悪目立ちしないカラー
- 年代を問わずに使えるサイズのもの
- 長く使えるショルダーバッグ
特に小さめサイズのレザーショルダーは、男女ともに年齢を問わず長く使えるので、長く使えるオーソドックスなものをひとつ持っておくのもおすすめです。
少しでも響く何かがあれば、考えて買う少ないお気に入りの革鞄を、ひとつひとつゆっくりと大切に育てる悦びを感じてみて下さいね。
お気に入りの革製品が汚れてしまったら、皮革製品専門の宅配クリーニングを利用するのも◎
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