ある日の工房ランチ
2021-08-29 2021-09-11
時々、私も工房で一緒にランチをします。
工房はランチタイム休憩を取っていないので、お客さんが落ち着いた時に工房の奥でみんなで一緒に食べるスタイルなのですが、いつもお喋りしながらの楽しいランチ時間。
いつもアルドさんが代表して外で買ってきてくれるのですが、さすがはイタリア人のセレクト。いつもこんな美味しいご飯を普通に食べられるのは、やっぱり幸せだなぁと思います。
当たり前ですが、普通のお惣菜が普通に美味しいイタリアンです。
奥に見えるのが、ローマで一般的によく食べられている「ロゼッタ」(イタリア語で小さな薔薇の意)というパン。外側はカリカリなのですが、中はフワフワと空洞になっていて、軽い塩味がとても美味しいパンです。
そして、アルドさんは必ず最後にフルーツをナイフで上手に剥いて食べます。私は面倒なので、いつもセレクトはバナナ。(でも、本当に食べたいのはリンゴです)
イタリア人は食後にフルーツを食べる人が多いです。
料理をしない男性(アルドさん)でもナチュラルにナイフ使いが上手なのですが、フルーツを切る時のナイフ使いが日本人とイタリア人では少し違っています。
ワイルドな感じでまな板を使わずに切り、切ったものをそのままナイフで差し出されます。なので、私は工房ではリンゴは切れません。
工房はコーヒーメーカーも完備なので、おいしいエスプレッソがいつもでも飲めて、これまた幸せな気分になります。
そんな工房で過ごす1日です。